白装束の人はどこへ行った?
【鈴木喬】「昭和は良かったなんて嘘っぱち」 (5ページ目):日経ビジネスオンライン
今日は、京都シネマ会員限定の【それでも夜は明ける】を観てきました。開始15分前に入ったけど、ほぼ満員。休みのとれた平日の昼間しか行かなくて、定年退職の人か有閑マダムっぽい方しか見かけないので、20代後半から30代の男性とかけっこう見かけない層がいて、新鮮だった。
内容は、奴隷制度があった時代の、自由の身なのにさらわれて12年間奴隷としてこき使われていた黒人の話。実話を元に作られたということで、ヘビーだった。
ブラピに似ている俳優か出てるな~と思ったら、本人だった。美味しい役だった。あと、BBCのシャーロック・ホームズ役のイケメンもでてた。
過去の負の歴史の傷はまだふさがってないなあ、とジワジワきた。
日本の負の遺産はどうなっているのか…
昭和後半から生きてきたアラフォーなのですが、子どものころ、道端にいた、白装束に手や足がない戦争傷痍兵の人。台車に乗って、「お国の為に戦ってこんな身体になってしまって働けない」と物乞い?してました。
好きで戦争行った訳でないのに、好きで身体が不自由になった訳でないのに、さらに生きていくのにつらい思いをしなくてはいけないのか…と、幼心に思ってました。
今はすっかり見ないですが、戦争を知っている世代は70才以上。つらい時代を知らない世代がさらに増えて…なんか変な流れになって行くのだけは避けたいですね。